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【データ復旧ABC -10】 初期診断ってなに?

最も基本的でありながら、よく理解されていないところを解説。


【初期診断】
ネットで「データ復旧業者」を探すとイヤになるほどの業者が出てきます。そして、ほとんどの業者が「初期診断無料」とか「調査費無料」と、いかにも親切そうな文句を掲げています。
では、この「初期診断」とか「調査」とは一体何なのでしょうか。


初期診断とは?
「日本データ復旧協会」のサイト(http://www.draj.jp/category/term/)よりコピペ。

「初期診断(しょきしんだん) / 初期調査(しょきちょうさ)」
会社によって呼び方も実際の作業もまちまちですが、当協会では、データ復旧のために行う「調査」とは、お預かりしたメディアの障害タイプ(論理障害/物理障害)を判別し、中に入っているデータのうち、どの程度(0%~100%)の復旧ができるかまでを調査し、その結果をお知らせすることを指します。

DD-RESCUEより

あまり親切な説明ではないですね。業界団体として、各社各様の表現をしているので、玉虫色の表現をとらざるを得ないのかも知れませんが、「初期診断/初期調査」とは、お預かりした媒体の障害の種類を切り分けて、データ復旧をするために何をすることが必要であるのかを確認する作業を指します。つまり、「現実に発生している故障の状況や症状の確認作業」なのです。

 どの程度まで復旧が出来るかを判定するのには、状況によっては部品交換や、専門設備や装置に接続し、場合によってはデータ復旧のための全体の作業のうちの半分以上が必要となる可能性があります。ですから、日本データ復旧協会でも「初期」の単語を使わずに「調査」として説明しているのでしょうけれど、「初期診断(しょきしんだん) / 初期調査(しょきちょうさ)」の説明としては「不適切」ですね。